自分の強み
ふと考えた。自分の強み。
人になくて自分にあるもの。
社会人になってからずっと考えていた。
この社会で、どうやって自分の強みを生かして生きていこうかと。
結局答えは考えても見つからなかった。
そうだよな、俺が持っているものなんて誰しも持ってる能力だよなと
何かあったわけでもないが自信を失っていた。
そんな日々が過ぎ、本を読んでいると
自分の持っている能力を人に聞いてみろという一説を見つけた。
そういえば自分は知らなくて他人が知っている自分って
ジョハリの窓のことだよなと思いつつ、
すぐさま思い立って親と昔から付き合いのある友達2人に電話をしてみた。
少し気恥ずかしい気もしたが思い切って聞いてみることにした。
「なあ、俺にしか持ってない能力や強みって何かある?」と。
親も含め合計3人に聞いたが驚くような答えが返ってきた。
3人とも言ったことが共通していたのだ。
その答えは
「おまえの周りにはいつも人が集まる。自分から積極的に前に出て
騒ぐようなタイプじゃないけど、昔からお前の周りには人がたくさん集まって
なぜかいつも中心にいた。そして人間関係においてもいつも誰かと誰かの
仲介にいる。子供の頃は俺はおまえのこと本当にうらやましく思っていたよ」と。
親にも、友達2人にも同じことを言われたのだ。
親からはもう一つ「あんたはもし何かあったとしてもどこの環境でも生きていける。だからまったく心配してない。なんでかわからへんし根拠もないけどあんたは何があっても大丈夫な気がするねん」と言われた。
そこで私はぴんときた。確かにそうだ、
今まで意識して聞いてこなかったけど
この言葉はいままで多くの人に言われてきたことだと。
なぜかいつも自分の周りには多くの人が集まってくれる。
別に頑張ってるわけじゃない。でも、小学、中学、高校、大学、
そして社会人になった今もだ。
なぜかいつも私の周りには人が集まってきてくれて
いろんなことを話してくれる。
そしてすごく慕ってくれる。
これが私の能力なんだなと気づいた。
だがそれを知ったからといって今、何かを変えようとは
思わない。でもありのままの自分でいいんだ。
年を重ねるにつれて何か作ったような自分を演じてた。
でもそれって本当の自分を隠していることになる。
本当の自分を隠し続けるといつしか本当の自分が見えなくなってくる。
そんなギャップに最近とても悩んでいた。
でもありのままの自分で生きればいい。それが一番強い。
そうすればもっともっと人間関係も豊かになるしそれが最高の
人生歩むために必要なことなんだ。